2022年5月30日 12:00
「僕らにとっての大きなターニングポイント」BBHF 生と死をテーマにした新作EP『13』インタビュー
Photo:大辻隆広
5月25日、新作デジタルEP『13』をリリースしたBBHF。アルバム『BBHF I -南下する青年- 』以降、徐々に戻ってきたライブに取り組んだり、タイアップも含め、シングルをリリースしたりと止まることなく活動を続けてきた彼ら。その中で生まれてきた今のモードをコンセプチュアルに体現したのがこの6曲だ。
「生」そして「死」という根源的なテーマにまっすぐに向かいながら、歌詞の内容としても音楽性としても、ソングライターである尾崎雄貴、その弟にしてドラマーの尾崎和樹、そしてギターのDAIKI、3人の持っているスキルや経験をそのまま注ぎ込んだ今作は、なぜこんなにも新鮮で、同時に総括的なものになったのか。
そしてこれから先、BBHFはどこに向かうのか。6月からスタートするツアーへの思いも含めて、3人に語ってもらった。
――今作『13』は6曲入りで、「ホームラン」から始まっていくわけなんですが、その「ホームラン」は昨年シングルとしてリリースされていた曲ですね。
そこから今作への流れが始まっているんだと思うんですが、改めてあの曲を作ってリリースした当時の感触というのはどういうものでした?
尾崎雄貴(Vo/Gt)