西川貴教「みなさんのおかげで15年も続けることができた」『イナズマロック フェス2023』オフィシャルレポート
この真っ直ぐな想いがUVERworldの強い個性でもあり、魅力なのだ。ラストナンバーは「One stroke for freedom」、客席からも大きな歌声が聞こえ、それはまるでメンバーへの愛を叫ぶかのようだった。
2日目のトリは、雨の中T.M.Revolutionがつとめた。西川は、選挙カー風のバンの上に乗って客席前方から登場、真っ赤な拡声器型マイクで「Out Of Orbit〜Triple ZERO〜」を歌う。車をステージに横付けして、そのままステージ上へ。ボルテージの高まった観客は、ファイヤーボールがあがる中でプレイされる「魔弾〜Der Freishutz〜」でさらに興奮のるつぼと化す。西川も「最高やないか、イナズマ!」と叫び、続く「THUNDERBIRD」を繊細に、そしてパワフルに歌い上げる。
「台風にはなりませんでしたが、みんなの汗と涙が雨雲になりました。
15年前12組のアーティストで始まったイベントが、今では150組が集まるイベントになった」と話して「LEVEL4」へ。続く「HIGH PRESSURE」では、スペシャルゲストとして明石家さんまのモノマネで知られる芸人・ほいけんたが登場。