佐藤流司×橋本祥平が俳優として大切にしていること「相手のためにお芝居をする」
佐藤そうなんですよね。橋本確かに。
佐藤ちょっと待って、サクセス荘(『映画演劇サクセス荘』)のほうが早いですか?
橋本たぶん早い。
佐藤もうわかんないな(笑)。正直、ちゃんとお芝居を見るのは今回が始めてなんですよね。サクセス荘は一発撮りということもあって人の芝居を気にしている余裕はなかったんですよ。自分のことでいっぱいいっぱいでした(笑)。
で、映画はあんまり一緒のシーンも多くなかったし、今回、初めてお芝居を見ている気がします。
――お互いお芝居を見られていかがですか?
橋本「だから、いまのポジションあるんだよな」ということは感じています。居方というか、向き合い方というか……しっかりと旗を振ってくれるので、我々としてもついていきやすいですし、何をやらせてもできてしまう。カリスマ性は感じています。
佐藤とは言え、まだ本域を見ていないんでね。お互いにまだ台本を持っていますし、作品を作っている最中なので。
でも本読みの段階で、7、8割ぐらい出しているな、って思っていました。俺は本を持っちゃうと2割ぐらいしか出せないんで。いやでも、祥平くんももしかしたら2割ぐらいなのかもしれないんですけど。