アサヒスーパードライPNC米国戦のポイントは三つ! ジョーンズHC「フィジカリティとディフェンスと……」
我々としては世界と差がつけられるのは集団的なスピードであると信じているし、その集団的なスピードで世界一になれると信じている。しかし常にプランBは必要。一つのプレーのみに頼るのではなく、二つ、三つと常にプランを準備しながら、状況に応じて的確なプレーができるようにしていきたい」
指揮官はプランAを突き詰める道のりが容易ではないことも理解している。「現実的な話しをすると、4年間かかると思っている。格言『ローマは一日して成らず』と同じ。我々が目指しているのは、世界で一番の超速ラグビーを体現できるチームになること、そして我々のペースを持ってして対戦チームを脅かしていくこと。もちろん相手や天候、コンディションによってはスローなラグビーをしなくてはいけない時間帯や試合もあるとは思うが、スローなラグビーをしていても同じ程度のプレッシャーを相手にかけ続けられると思っている。2027年に最終形を目指していきたいと思うが、もちろん『今週末に最終形を見たい』というみなさんの期待も重々承知している。
ファンのみなさんも期待されているし、日本ラグビーフットボール協会もそういう期待されているのは重々承知しているが、現実的な話をすると、我々はこれまでにない例外的なラグビーを体現しようとしているところ。