アサヒスーパードライPNC米国戦のポイントは三つ! ジョーンズHC「フィジカリティとディフェンスと……」
そこを見ていきたい」
李承信(C)JRFU
超速ラグビーの担い手のハーフ団を2戦連続で同じメンツにした理由を問われた指揮官は?
「答えは二つある。一つ目は私がジャパンの監督に就任した際、テストマッチに耐え得る10番は松田力也一人だけだった。しかしながら4年後の『RWC』を見据えた上で選手層が必要。そういった意味で、隣りにいる立川を呼んでいるし、李の育成を進めていきたいと思っている。李はもちろんいい時も悪い時もあるが、このような波はプレーすることでしか解消できないし、学ぶことができない。現状李が日本ラグビーの未来を託せる10番だと思っているし、我々としても自信を持っている。しかしそれは李をプレーさせるから、松田や立川を10番でプレーさせないといったわけでは決してない。
これは9番についても全く同じ。
現状、齋藤直人がいるが、彼はフランスでプレーし、若手の育成が必要。今回先発する藤原はサイズも小さく、体重も軽くて、とても俊足で日本人らしいSHと言える。オーガナイズ面はまだまだ学ばないといけないが、この学びはプレーすることでしか学べない。このように育成には時間がかかるものだと認識している。9番藤原&10番李を起用したのは、パフォーマンスが見込めるから」