2021年6月14日 18:00
超特急 1年4カ月ぶりの有観客ライブレポート「いつかこのペンライトのように光あふれる日々を」
ただ、その分、8号車がステージで観たい、という思いが強いと言えるのだろう、ということ。またいつかステージで観られることを期待しよう。そして1位となった『We Can Do It!』はセクシー曲にふさわしいステージを。表情だけではなく、それぞれが向き合い濃厚なダンスで8号車を魅了した。
しかし、超特急のふり幅の大きさは「もう一度見たい聴きたい超特急の楽曲」で存分に発揮されることとなる。
カイとリョウガによる『LIBIDO』ではイントロが流れ、2人の姿が見えると会場からはこらえきれない声が漏れる。さらにタクヤの『Cosmic岬』でも会場はざわめき、ラストはユウキとタカシがキュートな女装姿で『キャンディ・ナイト』でコーナーを締めくくった。会場からは漏れ出る声をこらえているのが分かり、8号車が待ち望んでいた曲だということがよくわかる。ユウキは「会えない時間があったからこそ生まれた企画」とコメントしたが、絆をより強めた企画だったと言えるのかもしれない。
「8号車との絆があってこそのライブ」
そしてライブは終盤へと差し掛かるが、トップスピードのまま超特急は走り続ける。スモークの中から衣装をチェンジした5人が登場し、披露したのはジャズサウンドにコミカルな歌詞を乗せた『Table Manners』を緩急のあるダンスで魅せる。