くらし情報『中高年パワー全開! 爆風スランプ40周年ツアー最終日をレポート「再会はまたいつの日か、あの場所で」』

中高年パワー全開! 爆風スランプ40周年ツアー最終日をレポート「再会はまたいつの日か、あの場所で」

をファンキー末吉、バーベQ和佐田の3人でパフォーマンスした。この後、サンプラザ中野くんも加わり、“出身地マイ・ラブシリーズ”(サンプラザ中野くん「流山マイ・ラブ」、パッパラー河合「柏マイ・ラブ」、ファンキー末吉「坂出マイ・ラブ」、バーベQ和佐田「京都マイ・ラブ」)の誰バージョンを歌うかのジャンケンが行われた。一発で勝利したのは、バーベQ和佐田。ちなみに、バーベQ和佐田は加入するときに、タコス和佐田という名前をメンバーより提案されるが、それを拒否して「バーベQならいいよ」ということで現在に至っていると明かされた。

中高年パワー全開! 爆風スランプ40周年ツアー最終日をレポート「再会はまたいつの日か、あの場所で」


「史上最悪のヘヴィメタル・ナンバー!」とファンキー末吉が吠えて始まったのは「たいやきやいた」。爆風スランプがデビューした当時の1984年に、一際盛り上がっていたシーンである“ジャパメタ”をパロディしたナンバー。当時のシーンに対する辛辣な音楽風刺とも取れるこの曲が、もはやジャパメタの影もない2024年に炙り出すのはジャンルという括りの危うさだ。メタルも含めてニューウェイブやファンクなど、あらゆる音楽を雑食的に取り込んでオリジナルを追求してきた爆風スランプのアイデンティティーとして逆照射される。

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