駒木根葵汰『機界戦隊ゼンカイジャー』への情熱「子どもたちに憧れられる存在になりたい」
みなさんにそれが伝わっていたらいいなと思いながら演じています。介人にしかない人間性を演じるために今は試行錯誤中です。
――ロボットという設定のキカイノイド4人の中で、駒木根さんはただ1人の人間です。演じる上で難しさもあると思いますが、いかがでしょうか。
難しさはありました。キカイノイドの4人はあとから声を録音するために、本番の撮影では僕しかセリフを言わないんですよ。キカイノイドは顔や表情も分からないから、きっとここではこのセリフを入れるだろうなと考えて演技をしないといけなくて。
テストの段階でスーツアクターさんがセリフを言ってくれるので、それを覚えて本番に臨んでいました。
あと今回はロボットなので、アクターさんが動くと「キッキッ」と音が鳴るんですよ。どのキカイノイドが動いているかを音で聞き分けています(笑)。
――音で判別するのはすごいですね。
コツを掴むと楽しいですよ(笑)。
それ以外はあまり難しさはなかったと思います。スーツアクターの方たちは経験豊富なので演技しやすいです。――キカイノイド4人の声を担当するのも経験豊富な声優のみなさんですよね。アフレコのときにアドバイスをいただくこともありましたか?
「経験するしかないよ!」