駒木根葵汰『機界戦隊ゼンカイジャー』への情熱「子どもたちに憧れられる存在になりたい」
と言われました。「僕なんかに聞いても全然なので…」とみなさん謙遜されるんですよ。教えてほしいのに教えてくれなくて……企業秘密なんですかね(笑)。
――経験豊富な方たちに囲まれた現場だと成長速度も早まりそうですね。
共演者のみなさんにとても引っ張られるので、頑張ろうという意思は強くあります。これまでのスーパー戦隊シリーズは共演者が同世代で経験も同じくらいで「みんなで頑張っていこう!」って感じだったと思うんです。だけど『ゼンカイジャー』は周りのみなさんが全員経験豊富だから、僕はついていくのに必死で、学びがとても多い現場です。
新しい挑戦で積み重なる難しさと楽しさ
――みなさんに追いつくために駒木根さんが意識して取り組んでいることはありますか?
声優のみなさんが出ているアニメを見たり、今までのスーパー戦隊のアフレコ部分を見たりして声の演技の練習をしています。
腹から声を出す方法もよく分かっていないので、どうすればいいんだろうと考えながら(笑)。いや、でも、アフレコは本当に難しい!
――特にどういった場面で難しさを感じますか?
アクションをしているときの息遣いですね。セリフのない中で「ハッ!」