シド『ほうき星』インタビューPart1「ファンは自分をゆるしてくれる存在」
の調整からしなきゃいけないとか、いろいろな順番とかやらなければいけないことがあって。そもそもすでに決まっていたものでやれるもの、例えばソロのほうの活動だとかの調整をしながら、できることを進めていく中で、やっとこの時期にシドとしての新しい音源を出せる準備が整いました。延期になっていた河口湖のライブの日程発表もちゃんとして、ようやくこの新曲リリースの発表ができたかな、という感じです。
――曲は前から制作をされていたものの中から選ばれたんですか?それとも一から新しく制作されたんでしょうか?
明希つい最近みんなで話し合って書き上げました。2カ月前くらいかな、けっこう急ピッチでしたね。この時期に自分たちの表現というものが何もなく終わるのは違うし、僕らも音楽活動を止めない姿勢をファンの人に伝えたいというのが一番あったのかなと思います。
――今回、リリースのための曲の制作を始めたときには、4人でどんなお話をされたんでしょうか?
ゆうやコロナ禍において、僕たちが考えることと、待ってくれているファンの方たちが考えている、感じているであろう気持ちについて、話し合いました。こういう状況で僕らがお客さんに音楽を届けるのって、こういうことなんじゃないかなっていう、それがたぶんテーマで。