シド『ほうき星』インタビューPart1「ファンは自分をゆるしてくれる存在」
こういうテイストの楽曲がいいよね、というのがポンポンポンと上がってくる中で、そしたら作曲者が3人いるから、それぞれが1曲ずつ担当して3曲をリリースするというのはどうだろうという話で進みました。
――シドの魅力は3人の作曲者がそれぞれ違ったテイストの曲を作れるところにもあると思うのですが、シングルの表題曲にもなっている『ほうき星』に関しては、Shinjiさん、いかがですか?
Shinjiこれは自分らしさを前面に出して作りました。新しいことを追求する、というのはいつも新曲を出すときに意識しているんですけど、自分らしさを出すというのもすごく大事かなと今、思っている時期なんです。特にこの曲には自分らしさをすごく詰め込みました。
――どのあたりに自分らしさが出ていると思われますか?
Shinjiそれは聴く人それぞれに感じてもらうものでもあると思うんですけど、これはみんな同じだと思いますが、「いい曲が好き」というか。バンドが映える曲というのもそうなんですけど、主軸としていいメロディーというのを常に作りたいと思っていて。その中でこのコロナ禍では家にずっといたりすると、みなさんと一緒で僕も気持ちが沈んでしまったりとかあって。