くらし情報『「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023」中野量太監督が国内コンペ審査委員長に就任 20周年記念の“同窓会”も開催』

2023年6月14日 13:45

「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023」中野量太監督が国内コンペ審査委員長に就任 20周年記念の“同窓会”も開催

荒削りだが、監督たちがやりたいことを詰め込んだ、趣もジャンルも異なる意欲作が集まった。若手映像クリエイターの登竜門として、これまでに中野監督をはじめ、『死刑にいたる病』の白石和彌監督、『さがす』の片山慎三監督など、日本映画界をけん引する監督を多く輩出しており、次世代を担う新たな才能発掘に期待が集まる。

過去最多となる102の国・地域から949本の応募があり、バラエティ豊かな日本初上映作10本がノミネートされた国際コンペティション。審査委員長には、映画プロデューサーとして数々のヒット作を手がけた、アスミック・エース株式会社取締役の豊島雅郎氏が任命され、「志を持ち、質の高い、世界に誇れる映画祭。普段はあまり映画館で上映されない国々の監督が集まり、アットホームな雰囲気を感じていた」と映画祭に対する印象を語り、審査への意気込みを示した。

「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023」中野量太監督が国内コンペ審査委員長に就任 20周年記念の“同窓会”も開催
豊島雅郎
また、映画祭20周年と川口市制施行90周年を記念して、埼玉県と川口市が共同製作したオープニング作品『瞼の転校生』の上映や、これまでの映画祭の成果を振り返る特集企画「SKIPシティ同窓会」も決定。中野監督や片山監督に加えて、松本優作監督、まつむらしんご監督、中村真夕監督といった本映画祭から羽ばたいた映画人の最新作を上映し、トークイベントでは、監督本人から映画祭参加後の歩みや作品制作の舞台裏を語ることになっている。

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