第2回:クリエーションの現場はユーモア炸裂!? 村井良大×前田亜季×上山竜治インタビュー
エレーナにとっては、今までと同じようには生きていくことができない状況になり、変化を求められる。そこでの葛藤、複雑な思いを、うまく表現できたらと思っています。挑戦しがいのある役ですね。
読めば読むほど、面白いキャラクターしかいない
── 上山さんが演じられるレオニードは、白衛軍の槍騎兵隊中尉ですね。
上山竜治
上山レオニード・ユリエヴィチ・シェルビンスキー。やればやるほどわからなくなっていく不思議な役で、言っていることのどこまでが本当でどこまでが嘘なのか、わかりにくい人物なんですよね。すごく明るいし人生楽しそうだけど、実は何か裏があるのでは?と思ってしまう。ただ、知性がなければそのように振る舞うことはできないし、縦横無尽にいろんなところに行って、器用に生きていく人なんだと思います。
そんな中で、エレーナに求愛する。
前田エレーナは結婚していますけど(笑)。
上山だから、どこまで本気で求愛しているのかわからない。掴みにくい役柄なんです。
前田彼女は名誉や体裁を気にする夫の影響も受けていますが、でも、生きるか死ぬかという生活の中でレオニードのような人が現れたら、惹かれてしまうこともあるのかな、と思うんです。