2023年6月16日 08:00
福士蒼汰が夢を叶えられた理由「運がめぐってきたとき掴める自分でいること」
撮影現場では、とくに経験したことのない手法もあったようだ。
「スタッフが完全にAチーム・Bチームと分かれていました。Aチームは1話から6話のすべてを撮るのですが、短いシーンや細かいシーンなどはBチームが撮っていて。メイクさん、衣装さん、照明さん、音声さんなどの撮影に関わるスタッフの方がまったく別になっていて、お互いの撮影スケジュールも知らないんです。Bチームには『本編で使われるかはわからないけど、こういうものをやってほしい』と依頼されて、エキストラカットを撮影することも。それが実際に使われていたり、使われていなかったり。日本にはあまりない習慣だと思いました」
夢を叶えるために確実なのは準備をすること
海外での長期間に及んだ撮影だったが、オフの日もそれなりにあったと言う。作品はサバイバルスリラーだが、撮影以外の場所では、和やかに過ごしていたようだ。
「オフの日には、台本を読んで過ごしていました。とはいえ、いろいろな国の方がいるということで、みんなでご飯を食べに行くことも多かったです。ただ、最初の頃は、プライベートではどこにいていいかわからなくなることも。キャストは同じホテルに泊まっていたので、ホテルの中にあるプールやジムに行くと誰かしらがいて「Sota、come here!」