SHINee最新アルバム『Don’t Call Me』を、メンバーのコメントとともに全曲解説!①
から。毎回、これまでのイメージを覆す楽曲を提示してくれるSHINeeが、約2年半ぶりの活動曲として選んだのはヒップホップ。ファンに「またもやられた!」という心地良い裏切りを抱かせた。
【キーの解説】
「ヒップホップをベースとしていて、とても強烈な歌詞が印象的な曲。“やめろ!”とか“君のことが嫌いだ”なんていうヒステリックな歌詞はこれまで歌ってこなかったけれど、これくらいのキャラクターの変化がなければ、音楽的な大きな変化が際立たないと思って。
軍隊の中でもどうしたら良いアルバムが作れるのか、どうしたら良い活動が続けられるか悩んでいました。そんな僕らとスタッフとでは、カムバックに対する方向性が少し違っていたんです。「Heart Attack」や「I Really Want You」などのファンキーな曲をタイトル曲にすることを提案されたのですが、それらは僕たちには、曲はすごくいいけれど、繰り返し聴いているうちに過去の曲と繋がりがある感じ……これまでのレイヤーがずっと続いていると感じられてしまって。
その後に「Don’t Call Me」を聴いたら、全く違うタイプの曲で、カウンターパンチをくらったような衝撃というか、フックや重量感のある強さが感じられました。