難敵イタリアとのサマーシーズン最終戦へ、ジョーンズ日本代表HC「最高の準備ができた」
「(李)承信は10番と12番ができ、長田(智希)はWTBだが13番のカバーもできる。矢崎(由高)はWTBもカバーできるし、もともとWTBの選手。WTBにアクシデントが起きれば、矢崎を回して、山沢(拓也)が15番に入ることができる。カバー面は問題ない」
テビタ・タタフ (C)JRFU
ジョーンズHCがNO8テビタ・タタフに期待することは明快だった。
「欧州から新しいスタイルをやるのはやはり難しい。先週に関してはまだ慣れる時間が少なかったと思う。今週はハードなトレーニングを積んで慣れてきた。今週は出場時間に関わらず、キャリーキャリーキャリーキャリーと10回くらいボールキャリーしてほしい」
ジョーンズHCはイタリア代表をどう見ているのか。
「『ラグビーワールドカップ(RWC)』ではとてもいい目標を掲げ、いいラグビーを展開したが、『RWC』自体はタフな結果になったと思っている。その後、コーチも変わり、新たなスタッフを加えて、フランスのスタイルを取り入れている。とくに顕著なのが、キックの回数が増えたこと。ロングキックの回数が増え、敵陣に入ってコンテストキックを蹴るなど、スタイルが変わった。以前は自分たちのボールからアタックしていたが、今では相手のキックを受けたカウンターからアタックしている。