2021年4月30日 16:00
超特急が、結成10年目にして初のコント企画を発動「お笑い好きの人も笑わせられるクオリティに!」
短い尺の箸休めのような時間だが、こういう変化球を入れるところが、視聴者を飽きさせない工夫なのだろう。
ひと息付けた後に始まったのは、某音楽ステーション番組のパロディコント。このコントの中で、『泥水~』の2人が付き合うきっかけとなった、タカシが演じる謎の人気歌手・ヨルダンが出てきた。
ここでカンのいい人は気づいたかもしれないが、基本的にすべてのコントは世界観がつながっている。ウェイ系男子が馬鹿にしていた映画が『泥水~』。『泥水~』の2人が好きな歌手がヨルダン。ヨルダンが出てきた某音楽ステーション番組のパロディは、『泥水~』の2人が観覧に行きたがっていた番組……となっているのだ。そしてこの後も、この世界観がゆるく交わる構成は進んでいき、合間にショートトークやショートのゲームコーナーが挟まれていった。
因みに今回、一番驚いたのが、キツい下ネタや皮肉を、メンバーがあっさりと使いこなしていたこと。高い演技力やキラキラのアイドル性で、ブラックな笑いをスマートに提供していた。また、ハゲヅラおじさんやイキリオタク、歯のないおじさんなど、おおよそボーイズグループのメンバーが演じるにはふさわしくないキャラクターを、カイ、ユーキ、タカシが熱演。