2022年11月19日 12:00
鉄風東京・大黒×仙台FLYING SON・佐々木氏 鉄風東京の原点に迫る対談インタビュー
世代的には時速36kmとか、さよならポエジー、灰色ロジックなど、今25~34歳ぐらいの年齢のバンドが影響を受けている世代だと思います。メンバーは、ギターがBase Ball Bearとか空想委員会だったり、ポストNUMBER GIRLって言われるようなバンドが好きで、ドラムはハヌマーンとか、ベースはジャコ・パストリアスやスタンダードなロックナンバーが好きだったりします。そういう背景があるので、4人が統合した時に、メロはストレートだけどギターとかフレーズが変だったり鋭利な感じがある音楽に結果的になったのかなと思います。
――メンバー全員、同じ高校なんですか?
大黒いや、全員違いました。ライブハウスなどで僕が一人一人スカウトしたんです。実際バンドをやっていたのはギターだけで、苦しそうな顔でギターを弾いていたから、やりたいのはNUMBER GIRLとかでしょ?って聞いたらドンピシャで。ベースは偉そうにレッチリの話とかをしていたので、これだけ偉そうに喋っていたら上手いだろうなと思って誘って(笑)。ドラムはTwitterでクソうまいって騒がれてたので、誰かに盗られないうちにツバつけとこって思って誘って、みんなでNUMBER GIRLのコピバンをしたんです。