いよいよ国立・決勝! 埼玉WKの全勝Vか? BL東京の名門復活Vか?
LOジャック・コーネルセンがインゴールにボールを運んだ。その後横浜EはSO田村優のPGを外すも、松田がきっちり決めて13-3と埼玉WKリードで前半を終えた。
堀江翔太(埼玉ワイルドナイツ)(C)スエイシナオヨシ
後半は横浜Eが反撃開始。44分敵陣深くのラインアウトで素早くボールを入れて押し込むと、53分にはWTB竹澤正祥が山沢のタックルを受けながら、インゴールにボールを叩き付けて逆転。田村が2本ともGを成功させて13-17とリードを広げた。
ならば59分、ハーフウェイライン付近で横浜Eの守備網の綻びを見付けた松田が、インゴールライン寸前までビッグゲイン。すぐさま南アフリカ代表78キャップのCTBダミアン・デアレンデがピック&ゴーでトライ。松田のGも成功して20-17と埼玉WKが再びリード。
すると横浜EはPR岡部崇人が故意の反則により、シンビン(10分間の一時的退場)となった。数的不利となった横浜Eだが、鬼気迫るアタックを見せるも、埼玉WKの牙城は崩せず。途中出場のWTB長田智希のターンオーバーからのトライは決まらなかったが、珍しいミスも散見し、苦しんだ埼玉WKが20-17で3年連続ファイナル進出を決めた。