くらし情報『いよいよ国立・決勝! 埼玉WKの全勝Vか? BL東京の名門復活Vか?』

いよいよ国立・決勝! 埼玉WKの全勝Vか? BL東京の名門復活Vか?

ショットではなく、あくまでトライ狙いのアタックを選択した。37分相手陣内でのマイボールラインアウトも東京SGにスイープされるも、BL東京はすぐさまボールを確保。近場を攻めたBL東京は5フェーズ目にLOジェイコブ・ピアスがトライ。Gも通して7-10とすると、WTBジョネ・ナイカブラの独走ランや11フェーズにわたるアタックはスコアに至らなかったが、確かな手応えとなってハーフタイムに突入した。

いよいよ国立・決勝! 埼玉WKの全勝Vか? BL東京の名門復活Vか?

チェスリン・コルビ(東京サンゴリアス)(C)スエイシナオヨシ
後半早々、BL東京の手応えが実を結ぶ。42分ナイカブラのギャップを突いて抜け出すとフォローに回ったFL佐々木剛がFB松島幸太朗を振り切り逆転トライ。この試合でPOTMとなった佐々木は殊勲トライを「松島選手は最後の最後ボールを叩いてくるので、右手に持ち替えて最後も両手でしっかりグラウンディングした」と冷静に振り返った。

東京SGもすぐやり返した。
49分南ア代表31キャップのWTBチェスリン・コルビのゲインからSH齋藤直人が素早くインゴールに飛び込むも、これはテレビマッチオフィシャル(ビデオ判定)でペナルティが判明してトライは取り消しに。ならば54分に髙本のPGで1点差に詰め寄ると、1分後に眞野が突破し、FB松永拓朗が前進、NZ33キャップのFLシャノン・フリゼルがボールをピックしてすぐさま逆転すると、63分ゲインラインを切ったWTB桑山淳生が3人のタックルを受けながらもナイカブラにボールを託すと、『ラグビーワールドカップ2023』に出場したWTBがそのままトライ。

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