2022年10月13日 07:00
原嘉孝×高田翔「ノサカラボ」の最新公演『罠』で共演 「今年はずっと原ちゃんといる」「間違いない!」
苦しんでいる姿や、大変そうな表情は見せないですから、さすがだなと。
原ずっと台詞に追われているだけで(笑)、5分休憩の和気あいあいの輪にも入れずにいるだけなんですけど。
――野坂さん演出の舞台に立つのは原さんが2回目、高田さんが3回目となりますが、今回のお稽古で印象に残っている言葉や演出はありますか?
原立ち姿を相談したときに、僕の癖として、スタンスが広いんですけど、もう少し狭めてもいいかもとおっしゃっていた。神経質な役柄なので、いつもの戦闘モードの“素”が出ちゃうよりも、そうしたほうが良いと。他にも背筋伸ばしたり、視覚的な情報のヒントをいただいた。
高田能動的な部分と、そうでない部分の差をしっかり見せようと。そう言われた瞬間は「能動的って何ですか?難しい単語が出てきて、野坂さんっぽいな」と思いましたけど(笑)。神父としてじゃなく、一個人としての感情もしっかり出していけたら、いいかもしれないなとおっしゃっていました。
――二転三転する展開は、演技ファンはもちろん、普段あまり演劇に触れない観客も楽しめそうですね。
原本当にワクワクして見てもらえると思います。特にミステリー好きな人なら、生の空気でそれが感じられるから、面白いと思いますよ。