2022年5月28日 12:00
いよいよファイナルが国立でキックオフ! リーグワン初代王者は東京SGか?埼玉WKか?
その後も東京SGはラックでペナルティを連発し、59、71分と埼玉WKはPGでスコアを積み重ねて29-17。後半32分にはワラビーズのWTBマリカ・コロインベテの独走からライリーがボールをつないで勝負あり。終わってみれば、34-17のダブルスコアで埼玉WKが快勝を飾った。
東京SGはその後、ショッキングな完敗と真摯に向き合った。課題を一つひとつクリアするとともにアグレッシブアタッキングラグビーを実践し、1位でレギュラーシーズンを終え、東京SG戦で自信を深めた埼玉WKはそのまま無敗でレギュラーシーズンを駆け抜けた。
両チームの『NTTリーグワン2022 プレーオフ』準決勝の戦いぶりは対照的だった。5月21日・東大阪市花園ラグビー場で東京SGは3週間前の第15節で3-27と完敗を喫した4位東芝ブレイブルーパス東京と対峙、熱戦を繰り広げた。
24分自陣深くから東京SGのWTB尾崎晟也がインターセプトして約80mの独走トライを決めれば、27分近場を攻めたBL東京はLOジェイコブ・ピアスが強引にボールをねじ込んだ。
勝敗を分けたのはPGだった。7・40分とPGを失敗したが、東京SGはマッケンジーの右足に勝負を託した。