2024年3月16日 18:00
【オフィシャルレポート】明日を生きるエネルギーの発電所『Grasshopper vol.22』からあげ弁当×ジ・エンプティ×Atomic Skipperが切磋琢磨
を歌うと、そのまっすぐで正直な声に会場の全員が集中する。そして最後は初めて4人で作った歌「空っぽの唄」だった。初期衝動というありきたりな表現をするにはあまりに硬い決意が鳴っていた。the pillowsの「この世の果てまで」に引けを取らないスケール感は、大物だ。「福岡県久留米、from west point!ジ・エンプティでした。ありがとう!」
Atomic Skipper
そしてトリは静岡から昨年メジャーデビューを果たした、若手ロックシーンの憧れの対象・Atomic Skipperが登場!1曲目「ロックバンドなら」では、ギター・ドラム・ベース、全てがガッチリと集約したパワーで観客を跳ねさせ、実力を見せつける。中野未悠(Vo)の声は会場にいる全員の不安を一挙に吹き飛ばしてくれるようだ。
続いて披露されたのは、1stミニアルバム『思春を越えて』(2020年)から「星降る夜」だった。この選曲がされたとびきりの理由は、ラストサビ中に中野から伝えられた。本イベント『Grasshopper』は、チケットぴあの5年目以下の若手が有志で集まって、若手アーティストを応援するために企画している。