2021年12月20日 12:00
「俺たちは、分かち合えるものが既にたくさんある」平間壮一×小関裕太『The View Upstairs-君が見た、あの日-』
真似したいけど、僕にはボキャブラリーが足りないからできないやって気持ちでしたね。
──そのボキャブラリーはどこから生まれているのですか?
平間思ったまま言っちゃうから、あまり考えていないかも(笑)。でも僕は、恥ずかしいようなことも口に出しちゃう。あまり言葉に関して「恥ずかしい」って思わないんですよ。逆に隠したり偽ったりするほうが恥ずかしくなっちゃう。そういう意味ではお芝居は向いてないと思う
小関ええ?
平間だってお芝居って嘘だから。究極に嘘がうまい人たちが集まって、用意されたものを本当かのように演じている。時々、「俺、演じちゃってるわ!」って恥ずかしくなる瞬間がある。
──こんなにたくさん舞台に出演されていてもですか?
平間全然慣れないです。今回も、台本4ページ目くらいでもう恥ずかしかった(笑)。「うわ~俺、これやるんだ!」って。
小関僕はあまり「嘘」って思ったことがないかもしれない。
平間そこが純粋なんだよね~。
小関(笑)。「彼の信じている“本当”ってこうなんだ」と思って台本を読んでいて、そこを疑問視していないんだと思います。
──小関さんは、今回平間さんに舞台に関して聞いておきたいことはありますか?
小関本番期間中に楽屋に置いておくべきものはありますか?
平間俺ね、ミニマリストなのよ。