2022年10月29日 12:00
本日開幕! ディレクターが語る映画祭「東京フィルメックス」の使命
世界の秀作・傑作を上映する映画ファン恒例の映画祭、東京フィルメックスが本日、開幕する。熱烈な映画ファンの支持を集め、今年は当初より会期を1日延長して6日(日)まで開催される。
本映画祭には世界の様々な才能が集結し、ただ楽しむだけでなく時には観客に思考を促したり、観客の想像力を刺激する作品が多い。映画祭のプログラム・ディレクターを務める神谷直希氏は本映画祭を続けていくことに「使命感のようなものを感じている」と語る。東京フィルメックスはどのような作品を上映しているのか? 本映画祭はなぜ23回も続いているのか? 神谷氏に聞いた。
2000年にスタートした東京フィルメックスはアジアを中心とした世界各地の作品を紹介し、映画ファンの支持を集めてきた。昨年から神谷氏がプログラム・ディレクターに就任。今年も同エリアで開催されている東京国際映画祭と同じ時期に行われている。
「今年は少し会期がズレているのですが、昨年と大きく違うのは今年は海外からゲストを招聘できること。東京国際映画祭と東京フィルメックスが同時期に開催することのメリットのひとつは、来日ゲストも含めた映画人の交流にあると思うので、今年もフルというわけにはいかないのですが、どのぐらい相乗効果が出るのか気になっています」