くらし情報『充実のキャストとスタッフで「世界と戦える映画を」。『リボルバー・リリー』撮影現場レポート』

2023年6月27日 15:00

充実のキャストとスタッフで「世界と戦える映画を」。『リボルバー・リリー』撮影現場レポート

巨大な陰謀の渦に巻き込まれた百合と慎太の命を懸けた壮絶なバトルがどう視覚化されるのか?最大の見どころは、間違いなくそこになるだろう。

そんな本作の現場を訪れたのは、昨年の8月16日。東映東京撮影所最大の第6ステージに足を踏み入れると、関東大震災からの復興途上である花街がまるごと出現。木造2階建ての飲み屋や娼館が軒を連ね、伏見稲荷大明神の脇には本物の柳の木や草が植えられたその街並みは、美術の清水剛(『私は貝になりたい』『マチネの終わりに』)が大正時代の向島の遊郭(私娼街)からイメージしながら2カ月かけて自由に作り上げたものだ。
充実のキャストとスタッフで「世界と戦える映画を」。『リボルバー・リリー』撮影現場レポート


この日の撮影は、百合が営む東京・玉の井(現在の東京都墨田区の東向島あたり)の銘酒屋「ランブル」に、帝国陸軍の40数名におよぶ兵士たちが凄まじい靴音とともに押し寄せてくるところから始まるくだり。軍を率いる冷酷な陸軍大尉が「細見慎太!そこにいるのは分かっている。大人しく出てこい!」と怒声を響かせると、中から両手を上げて出てきた百合に向かって兵士たちが一斉に銃を向ける。と、ランブルの女性従業員(シシド・カフカ)が店の中からいきなり発砲。
思いがけないことに百合も驚き、「どうして撃つの!?」

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