2022年10月18日 15:00
【ライブレポート】電気グルーヴ、28年ぶりのアリーナライブで完全復活!「イェイ、かっこいいだろう! 電気グルーヴだ!」
ビジョンの中では、横浜の街で卓球と瀧が戦っており、後半で卓球が瀧にスペシウム光線を浴びせる。
2010年代の「MAN HUMAN」「Baby’ s on Fire」と、卓球と瀧のふたりになって最初の2曲だった「Nothing’s Gonna Change」と「Flashback Disco(is Back!)」を経て、「We like the music we like the disco sound」のボイス・サンプルが鳴り響く。そして、瀧がひざまずいて額にマイクを立て、卓球が叩くベルの音を拾う。
Photo:Miyu Terasawa
「N.O.」だ。ライブの大詰めに来て、この曲。「Shangri-La」がさらっと2曲目でプレイされた(しかも卓球は生で歌わなかった)のとは、何か、対照的に感じた。
次は、2000年代の活動休止期間を終え、8年ぶりの新曲としてリリースされた(2007年12月5日)──つまり、ある意味、今の電気が始まった曲である「少年ヤング」。曲のアウトロで瀧が「バンザーイ!」のジェスチャー。
4階席までびっしりのオーディエンスがそれに倣う。
本編ラストは、今のところの最新オリジナル・アルバム『TROPICAL LOVE』の収録曲であり、『SONICMAIA』でもラストに持って来たインストゥルメンタル「UFOholic」。