【夏水組・坂田夏水さんインタビュー】DIYのトレンドはどうなる?ステップアップのアイデアとコツ
の文化があり、壁紙の張り替えやペイントは自分たちでする家庭が多いんです。そこには「家を維持する」という意味も含まれています。日本でもそういった感覚でDIYに取り組んでもらえたら、できること、やれることの幅がもっと広がると思うんです。
——愛着のあるマイホームを大事に使うためのDIY。視点が変わってチャレンジできることが増えそうです。ところで坂田さんご自身は、現在、どんなテイストに惹かれていますか?
坂田さん:現在は築80年程度の古民家に住んでいるのですが、家のメンテナンスも含めたDIYを楽しんでいます。洋館付加住宅といって、日本家屋に洋館様式が付加された住宅で、少しずつ手を加えながら自分らしい空間を作っているところです。この作業がやめられなくて、私、たびたび引っ越しをしてしまうんです(笑)。
古民家には、新築住宅では味わえない、古いものを活かしながら少しずつ暮らしを作りあげる楽しみがあります。そのときどきの気分やトレンドを取り入れながら、のんびり手がけていくつもりです。
次回の後編では、具体的なインテリアトレンドを坂田さんに解説してもらいます。夏水組とリミアのコラボ企画もあるのでお楽しみに!
(つづく)