外壁塗装でよく使われる『シリコン塗料』の特徴と使用時の注意点
シリコン塗料は外壁塗装で最もスタンダードな塗料です。その理由は、機能・性能面の品質の良さに加えて、コストパフォーマンスにも優れたシリコン塗料の特徴にあります。一方、デメリットや使う際の注意点も見逃せません。そこで、平均的な1平米当たりの価格も含めて、知っておきたい外壁塗装のシリコン塗料についてご紹介します。
外壁塗装ではシリコン塗料が一般的
外壁塗装の塗料は、大きく分けて「アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素」の4種類があります。一般的な品質のランクは「アクリル塗料<ウレタン塗料<シリコン塗料<フッ素塗料」の順となっており、値段もランクが高いほど高額になります。この中で最も広く使われているのが上から2番目のランクにあるシリコン塗料です。人気の理由は何といっても機能と価格のバランスの良さにあります。
【シリコン塗料は高水準の耐候機能】
外壁に用いた場合の耐久年数を比較すると、アクリル塗料が4~7年、ウレタン塗料が6~10年であるのに対し、シリコン塗料は8~15年。高機能のフッ素塗料は15~20年と、高価格のフッ素塗料に次ぐ耐候性をもつのが特徴です。
また、セラミック配合や、低汚染機能などの付加機能が充実しているものが多いのもシリコン塗料の特徴です。