年に数回しかない貴重な体験を!サンシャイン水族館の年末恒例イベント『水槽ピカピカ大作戦!』が今年も開催!
(2)水槽を塩素にて漂白・殺菌・水洗い後、中和剤を散布し水洗いします。
(3)新しい海水を注水後、循環ポンプと水温調節機を動かします。
(4)翌朝、生物を予備水槽から移動し元の水槽に戻します。
「落水清掃」まめ知識
クラゲトンネル
せっかくですから、ここでサンシャイン水族館の「落水清掃」について解説します。
生物にスレ(擦過)が生じるのを防ぐため、市販の網ではなく、自作のビニール製の道具を使います。また、追い回すのではなく追い込むようにして捕まえ、バックヤードの予備水槽へ運びます。
「大西洋~カリブ海~」水槽においては、展示されている魚が大きいため、捕まえたビニールに入った状態のまま次々と手渡しして運びます。その光景はまるでバケツリレーのよう!ベテランスタッフは魚を捕まえるのが上手いので、ベテラン度が測れる作業でもあります。
逆に新人スタッフにとっては、魚の種類と尾数をチェックしながらバックヤードの予備水槽へ収容していくので、魚の名前を覚えているかが試されることに……。
生物の負担を少なくするように配慮しながら清掃は行われます。まさにプロの技。水槽をきれいに保つだけでなく、消毒をして、衛生的な環境になるよう努めているんですね。