月に1回お届けしている、御神札の正しいお祀りの仕方や日々の奉仕。今回は「本式の神棚をつくる際に揃えるもの」について解説しましょう。
「神棚」をつくる際に揃えるもの
神棚とは、御神札を納める社殿を模した「宮形」と、それを置く「棚板」からなるものの総称です。自宅に神棚をお祀りするなら以下のものを揃えてください。
●棚板
宮形を置くための板です。
●宮形
御神札を納めるもので、一般的なのは御神札を3体納められるようになっている「三社造」と呼ばれる宮形です。
●祭器具
お水をいれる水器、お米やお塩を盛る平瓮(ひらか)、お神酒を入れる瓶子、お榊を立てる榊立てなど。
これらは神具店や仏具店といった専門店で手に入るほか、ホームセンターでも一式揃えることができます。
宮形は一ノ宮のような大きな神社では、授与所でお分かちしているところもあります。
最近では通販サイトでも、最初に揃えるべき道具類を一式セットで販売しているお店が増えてきました。近くにお店がない場合は、こうした通販を利用してもよいでしょう。初めて設置方法や日々の奉仕についてわからないことが多い、といったときに心強いのが専門店です。