そろそろ花粉の時期です!〔ヨドバシカメラ〕に聞く空気清浄機の選び方
つまり、フィルターでろ過されないと花粉は部屋の中を漂い、蓄積した状態になってしまうというわけです。
「部屋の空気を早くきれいにするためには、短時間でたくさんの空気を吸い込み、花粉が空気清浄機を通過するようにする必要があります。そのためには、できるだけ風量が大きいものを選ぶことが重要なポイントになります」
ではその“風量”はどこでチェックをすればよいのでしょう。
メーカーが発行する空気清浄機のカタログには、商品仕様一覧に「風量(m3/分)」が記載されています。「10m3/分」という風量であれば、1分間に10m3の空気を吸い込む性能があるということになります。また「8畳/6分」などの洗浄時間も記載されています。これは約6分間で8畳を洗浄する能力があることを表しています。これを機種ごとに見比べれば風量の違いを知ることができるのですが「1分間に10m3の空気を吸い込む」と数値で見ても、それが実際どのくらいの性能なのかはわかりにくいと思います。
「当店では、空気清浄機に“16畳相当”“18畳相当”などの表示をしています。これはだいたいどのくらいの広さの部屋で使うのに適しているかを表しています」