そろそろ花粉の時期です!〔ヨドバシカメラ〕に聞く空気清浄機の選び方
この数字は“適用床面積”と呼ばれ、日本電気工業会規格に規定されている粉塵濃度の汚れを30分で洗浄できる部屋の広さを表しています。たとえば、適用床面積が16畳であれば、16畳の部屋を30分で一定のきれいさにすることができるということなります。
「この数値で気をつけたいのが“16畳相当”=16畳の部屋用ではないということです。これを16畳の部屋でこれを使うと30分以上かかることになります。仮に8畳の部屋でこれを使えば洗浄時間は約半分の15分程度で同様の効果が得られるということになるのです。花粉などは、短時間でいかに吸い込むかが重要なので、使用する部屋の広さと適用床面積を見比べて、効率よく空気洗浄できるものを選ぶとよいでしょう」
ただし、適用床面積が大きいほど良いかというと、性能が上がればその分、空気洗浄機自体が大きくなり、価格も上がります。天井の高さなど部屋の状況にもよりますが、適用床面積は、空気清浄機を設置する部屋の面積の2倍程度を目安にするとよいようです。
空気清浄機の機種によって異なる吸引方法
「メーカーによって吸引方法が違うので、用途や設置場所、家族構成などによって考えてみるとよいと思います」