【小さなお店 #5】春支度を楽しくする。おもちゃ箱みたいな文房具店
一歩中に入れば、ひと目で見渡すことのできる、ところせましと並べられた文房具や雑貨たち。アイテムの種類がとにかく豊富で、まずはどこから見ようかと二歩目をためらってしまうほど。
店内で使用されている什器は、ヴィンテージのものが多いのですが、中でも印象的なのが、レジの奥で在庫管理に使用されている薬品用の木製棚。たしかに、引き出しがたくさんついていて、アイテム数の多い「サブロ」の在庫管理には使い勝手がよさそう!モノ選びのセンスが表れていますよね。そう、ここには、アイテムの数以上に、店主・村上幸さんのセンスが詰まっているんです。
キュンとするレトロな文房具や雑貨の宝庫。オリジナルや関連商品も
わたしが初めてこちらを訪れたのは、息子がまだ生まれて間もなかったころ。パッと目に飛び込んできた、ライオンのイラストがかわいい《ナイスおどうぐばこ》(1,728円、税込)がどうしても買いたくて。ちょうど収納方法を悩んでいた息子用の体温計やベビー用爪切り、スキンケアクリームなどを入れようと購入。用途は後づけでしたが、約6年が経ったいまも、中身を少しずつ変えながら、愛用しています。
あとから知ったのですが、このライオンのイラストは福田利之さんによるもので、〔サブロ〕オリジナルの商品なのだそうです。