ヴィンテージとスチームパンクをミックスした男前インテリア【我が家の暮らし #2】
これは、アートやデザイン、ファッションなどの分野でも人気のある“スチームパンク”の世界観を取り入れたものなのだそうです。
産業革命の時代の社会を舞台にした、SFファンタジーな世界観をもつ“スチームパンク”。産業革命の原動力になった蒸気機関車が、代表的なモチーフとして使われます。蒸気機関車の蒸気や配管、真空管、歯車……そういったものがインテリアにも取り入れられています。
これは空き箱に鉄板風シートを貼り、蚊取り線香が入った缶のフタや湿度計を組み合わせ、塗装し、サビ塗装を施しています。鈍色を帯び、朽ちた鉄の深い味わいが感じられます。
リビング全体に配管を飾っています。ここには、朽ちた鉄のような塗装をした歯車のオブジェも。
コンクリート調の壁紙と相まってスチームパンクの雰囲気をさらに醸し出しています。
部屋の随所に配されたこの配管。どのようにして作ったのか岡部さんに聞いたところ「ホームセンターで買った塩ビパイプを銀色に塗装して、サビ塗装をして作っています」とのこと。塩ビパイプにはまったく見えず、重厚感があり、どこからどう見ても鉄の配管です。
「持ったらすぐわかりますよ」