【DIYショップ巡り #11】時代の余韻が残る、本物のアンティーク和家具が見つかる〔DEMODE FUKUNAKA〕
「では、店内で欲しいと思った家具があったらそれは、一期一会ということですね!」と言ったら「それほどでもないですよ」と返されてしまいました(笑)。というのも、「毎月数回仕入をしているため、商品の入れ替わりもあります。でもお気に入りが残っていることもあると思いますよ」とのことでした。
また、似たようなタイプの家具が入ることも多く、写真のような家具については、積極的に買い付けていると言います。
こんな冷静な馬場さんですが、アンティーク家具にかける情熱は人一倍。もともと海外のアンティーク家具が好きで、日本の古い家具については「少し気になっている程度」だったようです。でも、現職に就いてからというもの、日本のアンティーク家具の魅力を再認識した、と言います。
その魅力については「天然無垢材を使っており、温かみがあるところ。
日本人の暮らしにマッチしたサイズ感。洋物と違い、装飾が控えめでシンプル。歪みもあるけれど、それがまた味になる」と語ります。「古ければ古いほど直線的でシンプルな作りなんですが、少し新しいものになると外国の影響を受けてか、ちょっとずつ装飾が施されたものも出てきて。そういう変遷を見るのも楽しいですよ」