くらし情報『石鹸マイスターに聞く!コスパ最高&肌に優しい「バスボム」の失敗しない作りかた』

石鹸マイスターに聞く!コスパ最高&肌に優しい「バスボム」の失敗しない作りかた

と反応を促す「クエン酸」。この2つを混ぜただけでは、シュワシュワの泡(炭酸ガス)は発生しませんが、さらに水を加えることで、分解反応が起きて泡が発生するんですよ。

——それが湯船に入れるとシュワシュワする原因なんですね!

田中さん:はい。それから、バスボムに色をつけたいときは天然色素をつかいます。そのときには、由来がはっきりしているクチナシなど植物性のものがおすすめですよ。

——バスボムは洗い流すものとはいえ、やっぱり中に入れる素材は気になります。参考にしてみます!

田中さん:材料を固めるには「水」が必要ですが、「水」だとバスボムの制作過程で発泡してしまうため、泡が出にくい「無水エタノール」がおすすめです。さらに、「塩」を加えることで、スペーサーの役割りが出て発泡しにくくなるんですよ。
「塩」にはミネラルもたっぷり!美容効果も期待できる名脇役といえるでしょう。バスソルト感覚でバスボムに「塩」を入れてみてくださいね。

——ちなみに、「塩」には粒の大きなもから細かいものまでいろんな種類がありますが、どのような「塩」がバスボムに合っているのでしょうか?

田中さん:大きな粒の「塩」は、固まりにくいためバスボム作りには適しません。

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