“こんなの初めて” 車なのに構造が「船」ってどういうこと⁉︎ 宮大工が本気を出したらキッチンカーがこうなった。
飲食業において、そこで食べられるものが魅力となるのはもちろんのこと、お店構えもお客様を呼ぶ大切な要素のひとつ。なので、移動販売をする人にとってそのキッチンカーがお店の顔となるのですから、どのようにその車両をつくり上げるか……?は、今後の経営にも関わってくる重要なポイント。さらにキッチンカーをつくる際、細川さんには“この車で夢を叶えたい。子供の代まで残したい”という、絶対に外せないテーマがありました。「こういうキッチンカーにしたい」という希望を妥協することなく、且つ、実際に営業する際も機能的に優れた出来栄えへとたどり着けたのは、とあるスーパーマンの存在です。なんとこのキッチンカー、日本の匠「宮大工」が手がけたものだったのです。
宮大工 × 一級建築士。奇跡のコラボが生み出す極上ケミストリー
まず、キッチンカーを製作するにあたり、ベースとして選ばれたのが、2003年式のダッヂ・ラム。
安定性のある走行と、カスタムした際に増加する重みにも充分耐えられるという点が、今回施されるカスタムにぴったりの車両だったという。では、宮大工が一体どのような技をこの車両に組み込んだのか?その工程の様子を見てみましょう。