人事のプロがこっそり教える“会社で評価される人、されない人”の違い
そんな不満が爆発している人。
「ポジション的に自分より上の人よりも、明らかに自分の仕事量のほうが多くてヘビー。ただ忙しいだけではなく、けっこう責任がある仕事をしているのに『こいつらよりも給料が少ないのか』と思うと、その人のヒマそうな姿を見るたびにイラッとする」(ジャスミンさん/33歳)
「ただ言われたことをこなしている人と、自分で工夫して改革している人は、評価に差をつけてほしい」(ねさん/37歳)
こうした声に対して前出のAさんは、「本人は人より仕事をしているつもりでも、たんに1人で抱え込みがちなだけだったり、上司の意図とは違う働き方をしていることもありますから気をつけて」と厳しい意見。
ただし、仕事はきちんとしていても評価されにくい人は、たしかにいるそう。
「たとえば、周囲とモメがちだったり、ネガティブ発言で職場の士気を下げる人。あと、比較的、女性に多い気がするのが“自分の”正論ばかり主張してくる人です。会社はいろいろな事情の上に成り立ち、動いていくものですから、その人の正論がいつも会社にとって良いことだとはかぎらない。その空気が読めない人は評価しにくいですね」
ポジティブで周囲とうまくやることができ、会社の事情を理解できる人が評価されるのは当然のこと。