くらし情報『1円玉を1,000枚は…? 何枚までなら同じ硬貨を使っても大丈夫?』

1円玉を1,000枚は…? 何枚までなら同じ硬貨を使っても大丈夫?

皆さんは一度の支払いで同じ硬貨を何枚まで使用できるかをご存知でしょうか?

例えば、1,000円の会計時に、100円玉10枚なら特に問題はなさそうですが、1円玉1,000枚での支払いは問題がありそうに感じるのが通常かと思います。

明確な線引きが分からないという方もいらっしゃるかと思いますが、実は具体的に法律で定められているので、解説してみたいと思います。

目次

・一度に同じ硬貨は20枚まで
・紙幣の場合は制限はなし


1円玉を1,000枚は…? 何枚までなら同じ硬貨を使っても大丈夫?

*画像はイメージです:https://pixta.jp/

■一度に同じ硬貨は20枚まで

硬貨の場合は「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律第7条」によって、同じ硬貨は20枚まで強制通用力を有していると定められています。

つまり、同じ硬貨を20枚以上(正確には21枚以上)使って支払うことは出来ません(強制通用力がないということになります)が、20枚までなら強制通用力があるので、代金の支払いとして有効になります。20枚を超えても、受け取る側が納得していれば、問題はありません。


■紙幣の場合は制限はなし

一方、紙幣(正確には日本銀行券)だと上記のような制限はありません。「日本銀行法第46条第2項」

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