大麻以外に所持するだけで違法になるものって何がある?
ときおり、大麻を所持していた疑いで逮捕されるニュースを耳にしますよね。著名人が大麻を所持していたとして逮捕される事案は、珍しくないものになっています。
大麻は、大麻取締法により、都道府県知事の免許を受けた者以外による所持が禁じられています。
ところで、大麻以外には、どのようなものが所持を禁じられているのでしょうか。
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■所持が禁止されるには合理的な理由が必要
大麻以外にも、覚せい剤などの薬物、ナイフ、児童ポルノなどを所持していたといった事件が、よく報道されています。
人には物を所持する自由がありますから、法律で所持を禁止するには、社会に受け入れられる理由が必要です。そのため、所持を禁止されている物の種類から、禁止されている理由がわかるものがほとんどです。
所持に刑事罰を与えていることから、それぞれの法律では、所持が禁止される物について、ほとんどの場合、具体的な定義を定めています。
今回は、法律上の用語を使って、どのような物の所持が禁止されているか、ざっくりと分類してあげてみます。
所持を禁止するときには、特定の目的を持った所持を禁止する場合や、許可等を得ない所持が禁止される場合などがあります。