くらし情報『終身保険の解約と解約返戻金の基本まとめ。終身保険に加入する前に押さえておきたい6つのこと』

2019年1月6日 14:00

終身保険の解約と解約返戻金の基本まとめ。終身保険に加入する前に押さえておきたい6つのこと

この時、そもそも解約返戻金の返礼率が100%を超えていなければ、当然に元本割れが生じてしまうことになるため、解約して受け取ることになる解約返戻金を有効活用することはできません。

実のところ、保険会社によっては、保険料の払込期間が満了した場合でも、解約返戻金の返礼率が100%を超えないところも実際にあるようですので、この辺は、特に細心の注意を払って保険契約を行うようにしておきたいものです。(平成30年12月時点)

解約返戻金には、原則として税金がかかる仕組みになっている

終身保険を含む生命保険の解約返戻金には、原則として税金がかかる仕組みになっており、

具体的には、誰が保険契約者(終身保険の保険料を支払う人)で誰が保険金受取人(終身保険の死亡保険金や解約返戻金を受け取る人)なのかによって、かかる税金の種類が異なります。
終身保険の解約と解約返戻金の基本まとめ。終身保険に加入する前に押さえておきたい6つのこと


出典:国税庁 No.1755 生命保険契約に係る満期保険金等を受け取ったとき

終身保険の解約返戻金を受け取った場合は、保険料の負担者(保険契約者)と保険金受取人が誰であるかによって、所得税または贈与税のいずれかの課税の対象になります。

ただし、受け取った解約返戻金に対して必ず税金を納めなければならないといったわけではなく、実際に受け取った金額によっては税金がかからない場合もあるため、ここでは、原則として解約返戻金には税金がかかる仕組みになっているとしています。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.