iDeCoのデメリットとは?手数料・元本割れetc.メリット以外の仕組みを解説!
しかしiDeCoは利益が出ても運用期間中は非課税ですので、課税されるはずの金額も投資に回ります。ここに関してはメリットしか無いですね。
受け取り時の節税
iDeCoを長い期間やって、いよいよご対面の時ですね。60歳以降に受け取る事になりますが、受取の方法が2種類あります。一時金として一括で受け取るのか、年金として分割で受け取るのかという事です。ここでは税金がかかりますが、受取の金額に対して税金控除があります。
一時金で受け取る場合は「退職所得控除」年金で受け取る場合は「公的年金等控除」という控除が発生します。ではそれぞれのメリット、デメリットを確認してみましょう。
一時金で受け取った場合
これまで積み立てた金額を一気に受け取る方法です。この際に発生する控除には計算式がありますので、こちらをご覧ください。
退職所得控除の計算式(勤続年数と積立期間は同じになります)
- 勤続年数(積立期間)20年以下の場合40万円×勤続年数※80万円に満たない場合は80万円
- 勤続年数(積立期間)20年以上の場合800万円+70万円×(勤続年数-20年)
では上の計算式を元に具体的に解説します。例えば30歳から60歳まで勤務したと仮定します。