くらし情報『奨学金を返済中でも住宅ローンは組める?審査への影響と注意点をFPが解説』

2020年3月17日 14:00

奨学金を返済中でも住宅ローンは組める?審査への影響と注意点をFPが解説

例えば、借入期間35年、借入額3,000万円の場合、審査金利が1%であれば毎月返済額は約8.5万円ですが、審査金利が3%だと毎月返済額は約11.5万円になります。

フラット35の場合審査金利は実質金利(審査時点の融資金利)で計算されますが、民間の金融機関だと2~3%に設定されていることも多く、それだけ返済比率は高くなってしまいやすいです。特に奨学金のある方が住宅ローン審査を受ける際には、先に金融機関に審査金利について確認しておくとよいでしょう。

奨学金に延滞歴がある場合どうなる?
奨学金があっても返済比率次第では借入できることをお伝えしましたが、奨学金の返済途中、何らかの理由で延滞してしまった場合はどうなるのでしょうか?

奨学金を延滞した履歴がある場合、個人信用情報にその旨が登録されることになります。住宅ローンの審査では個人信用情報に延滞歴が登録されている場合、大きなマイナス要因となります。

原則として、延滞歴が残っている限り住宅ローンを借りるのは非常に難しいと考えておきましょう。

延滞の理由は汲んでくれるの?
奨学金の返済を延滞した経験があるものの、その延滞の理由がうっかりであったり、返済口座を変更したことを忘れていたといったものだったりした場合、審査時にその理由を汲んでくれるものなのでしょうか?

これについても、基本的には延滞の理由を問わず審査には大きなマイナスになると考える必要があります。

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