2020年6月4日 14:00
米国株の買い方ガイド!アメリカ株の購入方法&注意点を金融の専門家が徹底解説
米国株は日本円では買えないため、日本円を米ドルに両替する必要がありますが、2つの決済方法の違いは、この両替のタイミングが注文時(円貨決済)か注文前(外貨決済)かによります。
円貨決済とは
円貨決済は、注文時に証券会社が指定したレートで米ドルに替えて取引をする方法です。注文前にわざわざ両替をする手間を省けるというメリットがあります。
しかし、証券会社が指定するレートは、自分で米ドルを調達するよりも為替手数料が高くかかってしまうというデメリットもあることは把握しておきましょう。
外貨決済とは
外貨決済は、注文する前に行った為替取引で得た米ドルで取引をする方法です。注文前に為替取引をするという手間はかかりますが、為替手数料を抑えることができ、また余った米ドルはそのまま口座においておけば、次回以降の取引時に為替手数料が発生しないというメリットがあります。
値幅制限がない
日本株にはストップ高・ストップ安といって、これ以上は上がりません・下がりませんという値幅の制限を設けています。
一方、米国株には値幅制限がありません。
つまり、株価はどこまででも上がる可能性があり、逆にどこまででも下がる可能性があるのです。