くらし情報『介護保険と医療保険の違いとは?それぞれの制度・適用される条件をFPが解説!』

介護保険と医療保険の違いとは?それぞれの制度・適用される条件をFPが解説!

医療保険の根本的な考え方は【必要な医療行為を受けること】ですので、それに則って行われることになります。医療保険による介護サービスの場合は、看護師や保健師などの看護に携わる専門職の方が行います。訪問看護の場合では、主に血圧や脈拍など健康状態の把握から始まり、点滴や注射など、医師の指示に基づいた処置が行われます。

要支援・要介護認定を判断する役割も
看護師や保健師など、看護の専門職の方が訪問看護を行うもう1つの役割は、医療保険ではなく介護保険に切り替えたほうがよいのではないか?という点を判断することです。

簡単にいうと、看護職の方の訪問看護を通じて、要支援や要介護の認定をする際の判断基準となるということです。最初は医療保険上の訪問看護のみでよかった方でも、状態によっては後に支援や介護が必要となることも十分ありえます。

その判断の1つとして、専門職の方による訪問看護は大切な役割を担っているということです。

介護保険の訪問サービス
介護保険における訪問サービスは、言語聴覚士や作業療法士、理学療法士などのリハビリを専門に行う専門職の方や、訪問介護専門のヘルパーさんなどが行います。
ここで一番の注意点は、【介護では看護はできない】ということです。

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