2020年6月13日 20:00
仮想通貨のレバレッジ取引とは?仕組み&メリット・デメリットを金融の専門家が解説!
です。1BTC(ビットコイン)=100万円のときに、レバレッジ4倍で400万円分の買いを入れたとします。この場合の必要証拠金は400万円÷4倍=100万円です。
ですから証拠金維持率は、以下のようになります。
- 証拠金維持率(%)=200万円÷100万円×100=200%
ロスカットになる証拠金維持率は取引所によって異なります。たとえば、GMOコインの暗号資産FXでは75%、bitFlyerでは50%となっています。
仮想通貨のレバレッジ規制の流れ
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仮想通貨の規制強化が進む
以前、仮想通貨のレバレッジは取引所によってまちまちでした。レバレッジの上限が5倍の取引所もあれば、25倍の取引所もあったのです。
しかし現在は、仮想通貨自主規制団体であるJVCEA(日本仮想通貨交換業協会)による自主規制により、日本国内の仮想通貨取引所の上限は4倍になっています。仮想通貨のレバレッジ規制が出てきたのは、価格の乱高下を招いているのは、レバレッジ取引の拡大だと考えられたからです。
仮想通貨を決済手段ではなく、投機対象だという現実を考えると、規制を見直す必要があるとみなされ、FX(外国為替証拠金取引)