2020年6月13日 20:00
仮想通貨のレバレッジ取引とは?仕組み&メリット・デメリットを金融の専門家が解説!
また注文手数料もかかりません。
しかし仮想通貨のポジションを保有した場合、管理費として「レバレッジ手数料」が発生します。その日のうちに取引を完了させれば手数料を支払わずに済みますが、長期間保有していると手数料が多くかかってしまうので、レバレッジ取引はなるべく短い期間で取引するようにしましょう。
GMOコインやbitFlyerでは、建玉ごとに1日0.04%のレバレッジ手数料がかかります。
ロスカットルールがある
仮想通貨のレバレッジ取引では、ロスカットルールや証拠金維持率が決められています。ロスカットルールとは、一定の損失が出た場合にさらなる損失の拡大を防ぐため、取引を強制的に終了させるルールです。ロスカットが発生するタイミングは、証拠金維持率によって決定されます。
証拠金維持率は、仮想通貨のレバレッジ取引をするのに必要な証拠金に対し、純資産(口座残高)がどの程度の割合を占めているかを表しています。
証拠金維持率の計算式は、以下の通りです。
- 証拠金維持率(%)= 純資産(有効証拠金)÷ 設定中レバレッジコースの必要証拠金 × 100
たとえば250万円入金し、含み損が50万円の場合の有効証拠金は200万円(250万円-50万円)