「夫婦」もいれば「夫夫」もある、新しい夫婦のありかた
ー浜松さんは普段の生活で困ったことはありましたか?
浜松さん:
自分たちは同性愛者ではないので、日常生活でそれほど困ることはありません。自分は高校生の頃からカミングアウトしていますが、理解できない人とは無理に関わらなくて良いというスタンスです。
小暮さん:
私も元々偏見はありませんでした。彼と付き合うようになって当事者になりましたが、周りが普通に受け入れてくれるから周りに理解を求めることがないんです。そういった意味ではとても恵まれていますね。でも、例えば今後2人で部屋を借りようということになったら、戸籍上は女同士なので困ることがあるかも、という心配はあります。
浜松さん:
今はLGBTっていう言葉もできたし、昔にくらべると知識のある人も増えて、セクシャルマイノリティの状況はよくなってきてると感じます。
自分のアイデンティティを認めることが幸せへの第一歩
渡辺勇人さん(右・36歳・シスジェンダー/ゲイ)&ゴードン・ヘイワードさん(左・36歳・シスジェンダー/ゲイ)
結婚して約3年という渡辺さんとヘイワードさんカップル。今回のフォトセッションにはどんな想いを持って参加したのかお話しを聞きました。