「夫婦」もいれば「夫夫」もある、新しい夫婦のありかた
愛情表現が豊かだから撮影していて楽しい
参加者と一緒になって楽しんで撮影している様子が印象的なフォトグラファーの中村さん。今回、LGBTの家族・カップルを撮影してみて、普段の撮影との違いや感想をお聞きしました。
フォトグラファー/中村レオさん
中村さん:
撮影する前も撮影中も、LGBTだから気を遣うということはありませんでした。身近にゲイカップルの知人もいますが「お互い好きならいいじゃん」って思っていますし。
元々は愛用品などモノの撮影を専門としているんですが、愛情表現が豊かなLGBTカップルの撮影はとても楽しかったです。普段は恥ずかしがってポーズをとってくれない人も多いんですけど、LGBTカップルはノリがよくて、撮影を一緒に楽しもうとしてくれるので撮る側としては非常に助かりました。
ライター所感
どの参加者も自然体で、とても幸せそうな様子が印象的でした。私自身にとっても未知の領域だったLGBTの家族やカップルの姿を間近で見て、先入観を取り払う一番の近道は「知ること」だと実感。
マイノリティの存在を「普通に」受け入れられる社会になれば、もっと自由にいろいろな価値観を認め合える、誰もが生きやすい世の中になる気がしました。